Rockbox をコンパイルする#1の続きです。cygwin のインストール後からコンパイルまでの流れになります。
Rockbox とはオープンソースの携帯プレーヤー用のファームウェアなのですが、これを iPod や、Gigabeat にインストールすることで、音質改善を図れたり、対応するファイルフォーマットを増やしたりすることができます。
rockbox の公式サイトでは、バイナリ形式で配布されているのですが、パッチを当てたりする場合には、ソースコードをコンパイルする必要があります。
rockbox の公式サイトの Wikiで、英語でコンパイル方法がまとめられているので、それを参考に日本語でまとめてみます。例によって Windows 上での方法になります。なお、ファイルシステムの時間精度の関係で、FAT 上ではコンパイル時に警告が出でしまうので、NTFS 上でコンパイルを行うことをお勧めします。
年末年始休暇中に iPod Video(5G) をいじって iPod Linux をインストールしてみたりして、遊んでいました。
私の持っているのは、旧バージョンの iPod Video 30GB (現在販売されている 30GB と 80GB のタイプではなくて、1つ前の 30GB と 60GB のタイプの方の 30GB のもの)なのですが、結論からいうと、iPod Linux のインストールは可能で、一応 mp3 を再生することも可能でした。
但し、iPod Linux のインストールは全て手動で、しかも、mp3 の再生はたまにキィーンという音が鳴り続けたり、再生できた場合でも、ノイズがかなりひどく、おまけに再生速度も途中で遅くなったりするため、正直聞くに耐えないという、散々な結果でした。
iPod Linux ではないですが、Rockboxというオープンソースの携帯プレーヤー用のファームウェアを使用すると、iTune を使わずに、iPod のドライブに直接ファイルをコピーしても音楽の再生が可能だったり(こちらは標準のより音質がいいらしいです)と、いろいろ遊べる感じです。
方法等、ちょっと時間がとれるときにでもまとめておきたいものですが、いつになるやら。情報源は基本的に海外サイトなのですが、多少なら英語が読める!という Linux を知っている方は「iPodLinux」とでも検索してみてください。意外と簡単です。
小型・軽量・低価格と絶賛されている iPod nano ですが、液晶画面に傷が付きやすいそうですね。
iPod nanoの液晶画面に問題浮上--「簡単に傷つきすぎる」と一部ユーザーの記事は海外の記事なので、日本国内ではどうなのか知りませんが、国内でもすでに傷が付いた、という方もみえるようです。どうやら保護ケース必須だとか。低価格に追われ、液晶画面まで手が回らなかったのでしょうか。それとも単に当たり外れの問題かな?画面が露出しているため傷が付きやすいのは分かりますが、せめて折りたたみ式の携帯くらいの強度が欲しいところです。
私も nano にはちょっと興味があったのですが、売り切れだったのと、少し待てば同価格で容量倍近くになると思うよ、という話を聞いたのでしばらく静観のつもりでした。そんな矢先のニュース。
これで次のモデルはきっと液晶の問題も改善されることでしょう。次こそは買いかな?
2005/09/30 追記
アップル、iPod nanoの欠陥を認める--無償交換へによると、影響があるのは出荷済みの nano 全体の0.1%以下だとか。